起き上がった瞬間からなんだかフラフラ…うんざりしてしまいますが、実は誰にでもよくあることなんです。そんな風に目が覚めてしまうと、やる気が出ずに仕事もはかどらず、1日が台無しになりかねませんよね。
目覚めが悪いのは、前日の行動と大いに関係があります。昨日やってしまったことを帳消しにはできませんが、今日のやる気を取り戻し、明日の朝をすっきりと迎えることはできます。その対策を5つご紹介しましょう。
1. 昼寝をする
夜、ぐっすり眠ることがいかに大切かは皆さんもよくご存知でしょう。つまり、睡眠時間が奪われてしまうと、それだけ気分のすぐれない、疲れた朝を迎える可能性は高くなるのです。
平均的な成人であれば、毎晩7〜9時間の睡眠をとるべきとされています。もしもあなたの睡眠時間がもっと少なければ、夜の習慣を見直してみたほうがよいかもしれません。
睡眠不足が原因で体調がすぐれない場合、昼寝の時間をとってみましょう。元気をチャージするための15〜20分程度の仮眠です。昼寝が許容されるかは職場にもよると思いますが、最近では昼寝をすると従業員の生産性が向上することがわかり、仮眠をとるためのスペースや昼寝時間をオプションとして設ける職場も増えてきているようです。
2. タンパク質を摂る
昨日のことを思い出してみてください。ジャンクフードやデザート、アルコール等を摂り過ぎませんでしたか?ちっとも寝た気がしないのは、そのせいかもしれません。
食事はあなたの気分に大きな影響を与えるので、ジャンクフードを食べるのは避け、新鮮な果物や野菜、タンパク質、全粒の穀物等を選ぶようにしましょう。また、甘いものや精製された穀物は疲れを増幅させるので避けたほうがよいでしょう。
朝の不調からサヨナラするために、卵やナッツ、ヨーグルト等の高たんぱく質な食事を摂るように心がけてください。食生活によって体が活性化するだけでなく、前夜からの心のモヤモヤも取り去ってくれます。
3. 運動をする
もしも1日中座ったまま過ごしたのであれば、それがあなたの睡眠の質が落ちた原因かもしれません。
私たちの体は活発に動くようにできているので、現代の長時間座ったままのライフスタイルでは体力が落ち、無気力にさせてしまうのです。
血行をよくするためにも、起きたら少なくとも30分程度は運動をしてみましょう。それがヨガのクラスであれ、朝のランニングであれ、HIIT等の激しいトレーニングであれ、エクササイズが終わる頃には意欲がわいてきて、1日を元気に過ごせる気がしてくるはず。
4. 新鮮な空気を吸う
お部屋の空気がこもっていませんか?もしやそれは昨夜Netflixを見ながらベッドで食べたもののニオイではないでしょうか?であれば昔ながらの健康法、“外の空気を吸ってくる”のがよさそうですね。
体内を循環する酸素の流れを増やすには、深呼吸を5~10回するか、新鮮な空気を取り入れるために外に出ることが必要です。
自然の中へ出かけていくのもよいでしょう。気分が癒され、心を明るくしてくれます。
夜、寝室の空気がこもっているようなら、弱めに扇風機をかけるか窓を少しだけ開けて、空気を入れ換えることを意識しましょう。
5. 好きなことから1日を始める
朝、慌てて準備をしていると、あっという間にエネルギーを消費してしまい、ストレスや不安を感じる原因になりかねません。
ゆとりを持った朝を過ごすためには早く起き、いつもの悪習慣を変えてみましょう。実際、気持ちのよい1日を始めるには、朝から好きなことをするのが一番です!
お気に入りの紅茶を飲んだり、読書、日記をつける、ガーデニング、ヨガクラスへ参加するなど、何でも好きな事をしましょう。
朝を穏やかに楽しく過ごすことができれば、だるさや不快感はどこかへ吹き飛び、残り1日をいい気分で過ごすことができます。
睡眠は私たちを回復させ、リフレッシュさせるためのもの。眠ったはずなのに余計疲れてるなんておかしいのです!
今回ご紹介した簡単なコツを取り入れて、効果的な睡眠から毎日を始められるように心がけてくださいね。
よい眠りを、あなたに。Koala